先ず、室内犬の良いところは、家族として一緒に過ごせる、いつでも触れ合えること。 犬は人間の会話を常に聞いているので、言葉を良く覚えます。犬とのコミュニケーションが良く取れるようになり、生活が楽しくなると思います。 体調や繁殖の管理も室内犬の方が目が行き届きます。 また、庭などで飼う場合より無駄吠えは少ないといえます。
聞いたことの有る人も多いと思いますが、犬は狼を祖先とする動物で、狼の習性を今でもある程度引き継いでいます。 狼はもともと群れ単位で行動する動物で、群れの中には必ずボスがいます。 犬を室内で飼う場合はこの(群れ)=(家族)、(ボス)=(飼い主)と、犬にとってわかりやすい形が体感できるので、安心が得られやすい、その結果、不安行動である無駄吠えが少なくなるといわれています。
一方、外飼いの良いところもあります。 家族にアレルギーや喘息があり、室内を清潔に保ちたい場合、広い庭などがあり、番犬として飼いたい場合、外飼いもいいでしょう。 無駄吠えが気になる場合は、人通りのある道路に面しているところに飼うのは避ける。 ベランダなど、地面より高い位置は避けるなど、工夫しましょう。
また、犬種は夏の暑さ、冬の寒さに耐えられる犬を選ぶことが望ましいと思います。一般的には中型犬、大型犬、超大型犬が良いでしょう。また、短頭種つまり鼻の短い犬、ブルドッグ系、ボクサー、チャウチャウ、チン、シーズー、ボストンテリア、などは体温の調節が難しく、特に夏の暑さには弱い犬種です。暑さ寒さしのぎの対策をしてあげましょう。
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